音楽

今月きいたもの(2019年4月)

Stella Donnelly『Beware Of The Dogs』(2019年) オーストラリアのSSW。パンクも逃げ出すような強い言葉が歌われているようだが、曲調は超絶ポップでどこか牧歌的。したがって晴れた昼間に聴くのが良い。でも歌詞は衝撃的なもの。それでも曲調は爽やか…と…

今月きいたもの(2019年2月)

James Blake『Assume Form』(2019年) ロンドンのシンガー・ソングライターの4枚目。奇妙さや冷たさは作品を重ねるごとに薄れている印象で、今作では肉感的な温かさもある。もろヒップホップな音も増えている。美しい荘厳さを秘めているのは変わらず、それ…

今月きいたもの(2018年11月)

QUEEN『Rock Montreal』(2007年) 1981年のライブを収めたアルバム。次々と曲が繰り出され、本当にすごいライブバンドだったんだなと。アルバムではあまりピンとこなかった後期のポップなハードロック調の曲も突然輝きを見せる。 QUEEN『A Night At The Ope…

今月きいたもの(2018年10月)

Novo Amor『Birthplace』(2018年) ウェールズのシンガー。今時珍しく、カーラジオで耳にして知ったアーティスト。ボン・イヴェールとかアウスゲイルとか、そのままなんだけど、こういうのに本当に弱い。ユーフォリアがテイクマイハンドしてくれる。 Novo A…

今月きいたもの(2018年9月)

Troye Sivan『Bloom』(2018年) 南アフリカ出身、オーストラリア育ちというシンガーのセカンド。ただただ高揚するだけではなく、深く広がるようなイメージも持たせるポップアルバム。The Killers好きの私にちょうどいい。「The Good Side」や「Postcard」な…

今月きいたもの(2018年8月)

蓮沼執太フィル『アントロポセン』(2018年) アントロポセン(人新世)は新しい地質年代の名前で、人類の活動がついに地質学的にも地球に影響を…とアルバムには強いテーマがあるようだが、それを差し置いて曲が豊かで嬉しさがこみ上げる感じだ。総勢16名の…

今月きいたもの(2018年7月)

Janelle Monáe『Dirty Computer』(2018年) 3枚目のフルアルバム。とてもポップで大変うれしい。どの曲もしなやかにパワフルで、知らないうちに殴られている感じである(これがビヨンセだと真っ正面から圧倒的にねじ伏せるような印象になる)。ファンキーさ…

今月きいたもの(2018年6月)

Tom Misch『Geography』(2018年) ロンドン出身のデビューアルバム。ジャンルがなんだか捉えきれないけど、適度にスムーズでダンサンブルでノスタルジックでビタースイートな感じ。何を言ってるか自分でもわからないが、良い。ジョン・メイヤー感のある”Mov…

今月きいたもの(2018年5月)

EVISBEATS『ムスヒ』(2018) 奈良県出身のトラックメイカー。6年ぶりという新作。めちゃんこ聴いた。いや、まだ聴いている。時間にも心にも余裕があるような気持ちを生む、統一感あるやわらかいトラックで占められている。ただの散歩も贅沢な時間にしてくれ…

2016年 ベスト・アルバム

年も明けてしまったが、2016年に聴いたアルバムのお気に入りを10枚。ややチャラい音楽をよく聴いた。 No.10 White Lies / Friends No.9 The 1975 / I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware Of It No.8 Chance the Rapper / Colo…