今月みたもの(2019年7月・8月)
ガメラが無料で観れる!というのでうっかりプライム会員になりました。人の目線の高さから怪獣を描き切っていてすごい。
すごく真っ当なSF映画。これを札幌市民として観ることができる喜びよ。
ボーイミーツガールなファンタジー映画。特撮は全部見どころ。美しい。
金子修介・神谷誠『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』2001年
金子修介監督つながりで観た。樋口真嗣監督の画作りってすごかったんだな…。
ジョーダン・ピール『ゲット・アウト』(Get Out)2017年
みんな総じて顔ヂカラが強くて不安を煽る。「私たち差別しません」という人々もまあ気味悪いものだなと思わせる前半からの、ボディスナッチャー展開の後半まで、楽しい映画でした。
トビー・フーパー『悪魔のいけにえ』(The Texas Chain Saw Massacre)1974年
夏なのでホラーを観てみようと…。痛そうなシーンは苦手なのだが、意外と直接的な表現は少なくてよかった。蒸した匂いが漂ってきそうな画面や、挟まれる凝ったアングルから目が離せない。ガラガラピシャーンと閉まる扉のシーンがなぜかもっとも印象に残る。レザーフェイスは不器用かわいい。
ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスク『ピノキオ』(Pinocchio)1940年
ディズニーランドのピノキオのアトラクションが苦手である。金をせしめる悪人が大々的に描かれているところなど、何が楽しいのだろうか…。という気持ちを抱きつつ観た。ピノキオは確かに素行不良なところがあるのだが、全て大人がそそのかしている…。そしてその大人が裁かれることはない…。殺伐としたおとぎ話だった。
ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ『アラジン』(Aladdin)1992年
子供の頃、友達の家にはたいがいアラジンのビデオがあったな…。ついに初見。面白かった。ジニーがいればだいたいオッケーである。
ベン・シャープスティーン『ダンボ』(Dumbo)1941年
母(マッド・エレファント)の愛に泣く。しかし、終盤も終盤に飲酒による幻覚を数分間繰り広げる胆力には恐れ入った。
バルタザル・コルマキュル『2ガンズ』(2 Guns)2013年
綺麗なディズニー映画を立て続けに見すぎたので、麻薬映画を観た。マキシマムザホルモンの曲のようにめまぐるしく展開する脚本がすごい。面白いよ。