今月きいたもの(2018年5月)

EVISBEATS『ムスヒ』(2018)

ムスヒ

  奈良県出身のトラックメイカー。6年ぶりという新作。めちゃんこ聴いた。いや、まだ聴いている。時間にも心にも余裕があるような気持ちを生む、統一感あるやわらかいトラックで占められている。ただの散歩も贅沢な時間にしてくれる。”オトニカエル”がハイライト。

 

EVISBEATS『ひとつになるとき』(2012)

ひとつになるとき

 ついでに改めて聴いている。”いい時間”、”ゆれる”はもちろん最高。エスニックな匂いが強い曲が多いが、沖縄感溢れる”気楽な話 remix"なんかもすごい良い曲だな。

 

Ryley Walker『Deafman Glance』(2018年)

Deafman Glance

 シカゴのSSW。太めのフォーク。というよりプログレ。一部ジャズで、インディロックでもある。朝にスピーカーからそれなりの音量で流すととても良い。7曲目にして壮大な開放感をもたらす”Expired”が好き。

 

cero『POLY LIFE MULTI SOUL』(2018年)

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

 4枚目のアルバム。さらりと良いとか好きとか言えないけど、タイトでソリッドでかっこいいのは間違いない。これから何度も繰り返し聴いて把握していくのは楽しみだし、アーバンクルージヴな(適当)”Double Exposure”は夏にかけて聴いていきたい。これはヘッドホンで聴くのがいい。

 

cero『街の報せ』(2016年)

街の報せ

 未入手だったので買ってきた3曲入りシングル。”ロープウェー”は名曲。ノスタルジーを感じるトラックに乗る「やがて人生は次のコーナーにさしかかって」という詞たるや。